コラーゲンの摂取方法と分量
コラーゲンを体に取り入れたいと考えた時に、まず思い浮かぶのが食品やサプリメントなどを、食べることで口から取り入れる経口摂取という方法ではないでしょうか。
今は、美味しいコラーゲン鍋や、手軽なサプリメントなど、コラーゲン効果を謳った商品は山ほどありますし、お値段も手頃なものが多いです。ですが、口から取り入れたコラーゲンがどのくらい吸収されるものなのでしょうか?
実は、コラーゲンは摂取した形のまま、全部がコラーゲンとして吸収されるわけではありません。食事やサプリメントとして体内に入ったコラーゲンは、一旦、胃や腸において分解され、アミノ酸として吸収されます。ですが、全てが完全にアミノ酸に分解されるわけではなく、アミノ酸が2〜3個繋がった状態のものがあります。
これは低分子コラーゲン、またはコラーゲンペプチドと呼ばれ、体内に吸収されるとコラーゲン合成を促進する効果を発揮するといわれています。もちろん、それが全て新たなコラーゲンの原料になるわけではありませんが、コラーゲン入りのサプリメントや食品を摂っていた場合、肌のコラーゲン量が違うという研究結果が出ています。
また、コラーゲンの理想的な摂取の仕方は1日に5〜10gを毎日摂ると良いといわれていますが、最近の情報番組などでは、一週間おきに取るのがベストだという見解もあるようです。
ただ、コラーゲンの豊富な食品には脂肪も多く含まれるため、普段の食事だけでコラーゲンを補おうとしても難しいのが現状です。そのためサプリメントやドリンクなどでフォローする事も有効と言えるでしょう。